Warning: Undefined array key 4 in /home/miyabisougo/anakiyo.com/public_html/wp-content/themes/sango-theme-child/functions.php on line 28
疲れとは一体何でしょうか?
疲れが溜まるとどのような症状が現れる!?
今回は疲労の蓄積と解消方法、隠れ疲労に対する情報を記事にまとめたいと思います。
疲れとは
疲れとは、体からの不調のサインです。
一般的には「痛み」「発熱」と並び、”3大アラーム”と呼ばれます。
生命や健康を維持するために、危険信号を発してくれているわけです。
この「疲れ」、厄介なことに他のアラームに比べ、精神状態によってマスキングされやすい、つまり気づきにくいものとなっています。
例えば、仕事に対して、気を張っていたり、やりがいを感じていたり、達成感を感じていたとします。
その場合、緊迫感ややりがい、達成感を感じていない人に比べて、疲労感を感じにくい状態となっています。
つまり精神的に何らかの興奮状態・緊張状態の時には疲労がマスクされてしまっているわけですね。
「張りつめていた気持ちが解けた瞬間、どっと疲れが出る。」
こういったことは昔からよく言われていることだと思います。
隠れ疲労
隠れ疲労とは、上記のような”疲労がマスクされた状態”のことを言います。
マスクされているとはいえ、着実に疲労は溜まっています。
何かの拍子に張りつめた心が決壊し、この疲労が前面に現れたとき、大きな問題となって表れることになります。
一般的に過労死は、仕事にやりがいや達成感を感じている人の方が、そのケースは多いそうです。
ギリギリまで張りつめ、がむしゃらに仕事を行っていった結果、知らず知らずのうちに身体や精神が疲労を蓄積していってしまい、ある閾値を超えた瞬間こういった衝動に襲われるということだと考えられます。
現れる症状
疲労が溜まったときに現れる症状としては、精神的なものや身体的なものがあります。
今回は、スポーツや運動などをして現れる肉体的な疲労は除外して説明いたします。
自律神経の乱れ
疲労が溜まった場合、中枢系の異常としては、自律神経の乱れが顕著に現れます。
その結果、まず自我を保つことが難しくなってきて、”イライラする”という症状が現れます。
それに付随して、
- 暴飲暴食をする
- お酒を浴びるように飲む
- タバコを吸う
などの行為に繋がっていってしまうことが良くあります。
これらにより、肝臓や肺にダメージを与えたり、内臓脂肪を蓄積させて生活習慣病のリスクを高めたりすることに繋がります。
またサウナでストレスを解消、ということも人によっては良くやられるかもしれません。
しかしながら、これも身体に対しては過剰なストレスを与えている状態なので、身体的には決して良い状態とは言えません。
睡眠障害
また、自律神経が乱れることで、睡眠障害を起こることもあります。
睡眠障害に陥ると、疲れをとるはずの睡眠が十分とれなくなり、どんどん疲れが溜まるという負の連鎖にはまってしまいます。
また睡眠が不十分であるため、動脈硬化や脳梗塞、脳内出血などのリスクも上がります。
自律神経失調症
更に、自律神経の乱れから自律神経失調症を発症することもあります。
これにより不安、緊張、抑うつなど、精神的な様々な症状が現れてきます。
肉体的な不調
自律神経の乱れから、以下のような肉体的な不調も起こってきます。
- 過剰に胃酸が分泌されることに伴う胃炎
- 過敏性腸症候群
- メニエール病
- 過呼吸 など
解消方法
マスクに気づく
解消方法の原則として一番大事なのは、
「自分の疲労に気づいてあげること」
「マスクを解いて自分の心をきちんと除いてあげること」
だと思います。
これは決して、仕事にやりがいを持ってはいけないとか、達成感を感じてはいけないということでもありません。
緊迫感を持って仕事をすることも時には必要です。
しかし、そういった状況でも、
「疲労は着実に溜まっている」
「今はマスクされているだけなんだ」
という意識を持ち、自分の身体・精神を見つめてあげるということです。
そして、疲労が限界まで溜まる前に、少しずつガス抜きをしてあげ、大きな不調をきたさないようにケアをしてあげることが大切になります。
疲れをとる方法を知る
人によって、疲れをとる方法は様々です。
大切なのは、自分に合った方法をしっかりと持つということです。
全てを忘れて思いっきり寝る、でも良いですし、スポーツをする、でも良いと思います。
カラオケやショッピング、友人と食事を楽しむことや旅行をすることが合う方もいます。
ぜひ自分に合うと思う疲れの解消方法を見つけておきましょう。
こちらも併せてご覧ください。
出来れば、2つ3つあると良いです。
またその時に応じて、室内外や一人または友人・家族と、などシチュエーションに幅を持たせてあげると、どんなときにも実行しやすいと考えます。
なお、甘いものを過剰に摂取する行為は、返って逆効果の場合もあります。詳しくはこちら。
まとめ
今回は疲れのメカニズムと現れる症状、その解消方法について記事にしました。
今回紹介した「隠れ疲労」。
皆様はいかがでしょうか?
心や身体が決壊する前に、隠れ疲労のことを知り、自分のマスクに気づいてあげることで、健康的な生活を送るようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。