ダイエットに励む皆様、「酢キャベツダイエット」はご存知でしょうか?
たくさんの栄養素が含まれ、満腹中枢を刺激してくれるキャベツに、内臓脂肪を減らしてくれる酢のハイブリット料理でのダイエットなのです。
しかし、酢がきつすぎて食べづらい、全然痩せない!という声もちらほら…
そこで、今回は、食べやすい酢キャベツのアレンジや、筆者の家族の体験談を紹介しますね。
キャベツと酢の基本知識!なぜカラダにいいの?
まずは各食材の基本知識を押さえておきましょう。
キャベツにはビタミンCが豊富で、ビタミンKやカロチン、カルシウムなども含まれているのです。
ビタミンは人間の体内では精製されず、食べ物や日光などから取り入れる必要のあるもの。
効率よく取り入れられるので、キャベツはカラダの頼もしい味方なのです。
また、100gあたり23kcalと低カロリーで、噛み応えがあるので、回数が増え、少量で満腹中枢が刺激されます。
そして、酢には、酢酸が含まれていて、これは血液中の脂肪や内臓脂肪を減らす働きがあります。
キャベツと合わせることで、噛み応えをさらにアップできる効果もあります。
このように、酢キャベツは、この両者のメリットを一気に得ることができるため、相乗的なダイエット効果が期待できます。
相乗効果が魅力の酢キャベツダイエットをもっと詳しく!
さて、酢キャベツの相乗的な酢キャベツは痩せない!?酸っぱすぎるときの砂糖を使ったおすすめアレンジなど!をご紹介していきますね。
糖質制限の効果
酢キャベツダイエットのよいところは厳しい食事制限なしに、いつもの食事にプラスしたり、主食と置き換える方法で扱いやすいところにもあります。
そうすることで、炭水化物の摂取量を減らすことができます。
そして血糖値の上昇を防ぐことが肥満防止にもつながるのです。
腸内環境の改善
キャベツには食物繊維が豊富なので、腸内の環境が改善できます。
食物繊維は糖質や脂質の吸収を緩やかにしてダイエットをしやすい体質にしてくれます。
そして、水に溶けにくい不溶性食物繊維も含まれていて、腸内で膨らんで、便の量を増やしてくれます。
便の量が増えることで腸の壁を刺激し、腸の動きを促し便秘が解消されるのです。
さらに、酢にも、胃や腸を刺激し、腸の蠕動運動を促す働きがあります。
以上のような健康効果を同時に得られる酢キャベツは、「食べる漢方薬」のようですね。
肌質の改善
腸内環境が改善されることで、肌の状態もよくなります。
また、ビタミンを多く含むキャベツのおかげもあって肌質が良くなるのですね。
酢キャベツダイエットの作り方や保存期間は?
それでは、効果をおさえたところで、実際に始めてみましょう!
ちなみに、酢キャベツは作ってすぐ食べられるわけではなく、半日以上は冷蔵庫で寝かせる必要があるので、食卓に出す前の仕込みが必要です。
- キャベツ 1個
- 米酢or穀物酢orリンゴ酢 200㏄~300㏄
- 1.5Lくらい入る密閉式タッパー
- キャベツの水抜き用の塩 大さじ1程度
あら、なんてシンプル。余計なものをいれない素材で勝負な一品ですね。
- キャベツを千切りにする(スライサーがあると便利です)
- 千切りキャベツを塩もみして30分~1時間くらい放置(夏場は冷蔵庫で!)
- キャベツの水を切って、タッパー入れて酢を加える
- 冷蔵庫で半日以上寝かせる
ポイントは、キャベツの水気をしっかりきるところ。保存にかかわります。
保存期間は2週間~3週間ですが、密閉してあり冷蔵庫での保存が絶対条件です。
また、補足ですが、キャベツは平たい物より、縦に長く球体なものの方がおいしく感じられる気がします。
酢キャベツダイエットのやり方は?実例(夫)をご紹介!
さて、酢キャベツダイエットを始める際、どのような方法がいいのでしょうか。
一番効果的なやり方は、夕食の主食に酢キャベツを食べる、置き換えダイエットの方法があります。
夕食のみなら実践しやすいかも…と手軽に始めつつ、他の食事でも、酢キャベツを取り入れることで、炭水化物抜きダイエットにつなげるのもOK。
その際には、毎回の食事の初めに酢キャベツを食べるようにしてみましょう。
酢キャベツはよく噛むので食べる量を抑えることができますよ。
我が家も酢キャベツダイエット実践していますが、1週間で効果が見られました。
対象者は、夫、27歳、男性、身長185㎝、体重95㎏、ウエスト105㎝でした。
酢キャベツダイエットを始めるまでは、夕食の主食をただの千切りキャベツで置き換えていましたが、一向に痩せず、飲み会があるとリバウンド…を繰り返していました。
それを酢キャベツに変えたところ、徐々にですが1週間で1㎏痩せたのです。
さらに、朝食、昼食にも酢キャベツを加えて、以下のメニューで毎日過ごしました。
朝食:酢キャベツ、食パン1枚、ハム2枚、卵焼き、みそ汁、きなこヨーグルト、
昼食:酢キャベツ、ごはん、冷食おかず、ブロッコリー、みそ汁
夕食:酢キャベツ、様々なおかず(カレーとシチューの時はごはん有)
といった感じで、酢キャベツ一回につき100g~150gで食べやすい量にしていました。
そうすることで、1か月たった時点で91㎏、ウエスト102㎝となり、その間に週に1~2回の飲み会や昼食にカロリーの高い定食を食べても、91㎏を切った現在があります。
勿論、飲み会の時や定食の際には酢キャベツが食べられないのですが、体が痩せやすく変わっていったのだと思います。
お通じは前から良かった(1日に3~4回)ので、比較はできません。笑
運動はしていないので、おそらく内臓脂肪が減っているようで、さらに皮下脂肪まで減らしたいのなら運動が必要なのですが…
やる気はまったくないそうです。笑
しかし、一方で、私も同じような食生活をしていながら、なかなか産後54㎏から元の52㎏に落とすことができません…
完全なる肥満でないと、酢キャベツのみでは痩せないということでしょうかね。
他の酢キャベツ生活している方の口コミもさいごにご紹介しますね。
食べやすいアレンジはアリ?
さて、アレンジですが、ずばり、OK、どんどんしちゃいましょう!
食事を楽しめなければ、ダイエットは続かないものです。
おかずに加える方法もアリなのです♪
酢キャベツを「生」で食べるメリットは、熱に弱いビタミン類・乳酸菌・酵素なども効率よく取り入れることです。
そのような「生」の酢キャベツをおかずにできるぴったりな合わせ食材をご紹介しますね。
- すし酢ときざみ昆布
- 白ごまペースト
- ハム
- 塩糀とレーズン
- ヨーグルトでコールスロー風
- カリカリ梅
- トマト
- 春雨サラダ
これらの食品は酢キャベツと合わせる上で相性がよく、食感の違いも楽しめるので、食卓に並ぶ立派な小鉢ができあがりますよ。
個人的には、ハムに挟むのがお勧めです!
このように食材を加えるのもアリですが、大さじ2杯の砂糖を入れて甘漬けにするのも食べやすいアレンジ方法です♪
酸味が和らぎますよ~
また、酢キャベツを食べやすくするのに、熱を加えるのも一つの手段です。
熱を加えると少し酸っぱさがなくなるので、単純に温めたり、野菜スープやお鍋に入れるのもオススメです。
このように、お好みの量を料理に加える形でのアレンジ料理をご紹介しますね。
- ポトフ
- お肉料理の付け合せ
- サンドイッチ
- ハンバーガー(ピクルスの代わり)
- 八宝菜
- サンラータン
中華料理には酢が入っているものが多いので、酢キャベツを入れることでより味に深みが増すようですね。
また、ハンバーグに加えるとかさましになるので、いつの間にか酢キャベツを食べられるというお得感があります。
痩せる?痩せない?口コミをご紹介♪
『食前キャベツを始めて10日目には、体重は5kg減。その後も1ヵ月に6~7kgずつ減り、半年で、33kgもの減量に成功したのです。体重は96.6kg→63.2kgで、約33kgの大減量です。43%あった体脂肪率は23%に、119cmあったウエストは83cmと、36cmも縮みました。大きく突き出ていたおなかは引っ込み、二重あごも引き締まって、別人に見えるほどスッキリしました。』
『ダイエットを始めてから3週間目で、69キロ→66キロ。 元々何もしていなかったので、まぐれで落ちたのかと思っています。タユタユしていたお腹が少し小さくなりました。朝は、酢キャベツ100グラムと納豆1パック。昼は、酢キャベツ100グラムとお弁当。夜は、酢キャベツ100グラムとおかず。』
このような痩せる口コミがほとんどですが、痩せないという方もいるようです。
『二ヶ月目です。毎日、100グラム食べていますが、全く痩せません。』
『9日くらいになりますが、全く痩せません。3食前に小皿食べています。普段の食事にプラスするだけと言っていたけど、むしろ減った次の日にまた増加してと行ったりきたりで。ただ、お通じはよくなりました。』
私自身もそうですが、産後だと痩せにくいという声もあるので、そのような方には食べるだけでなく、運動が必要そうですね。
おわりに
話題の酢キャベツダイエットについて食べやすい方法も含めてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
酸っぱさが気になるならアレンジを加えるのもアリなので、食生活に取り入れやすく続けやすそうですね。
今すぐにでも酢キャベツを仕込んで、まずは食べるだけの1週間を過ごしてみましょう!
皆様のダイエットライフを健康的に過ごせるように、酢キャベツダイエットをぜひお試しください。