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子供がロタウィルスに感染した!というお困りのアナタ。
今回は保育園・幼稚園への登園の可否や、症状、治療法、期間などについてわかりやすくまとめました。
ロタウィルスの感染症
まずはロタウィルスの感染症についてみていきたいと思います。
ウィルスの特徴
ロタウィルスは非常に感染力が強いという特徴を持っています。
一般的な殺菌・消毒と言われるアルコールや高温などにも耐性があり、消毒を行うには塩素系の殺菌剤が必要となります。
感染が多いのは0歳から6歳。
つまり乳幼児や保育園・幼稚園に登園する年齢の子供たちが多くなっています。
症状
ロタウィルスの感染による症状としては、以下のようなものがあります。
- 嘔吐
- 下痢(白い便となるときも)
- 39度以上の高熱
感染してから大体1~3日程度で発症するそうです。
感染経路
感染経路としては、経口感染及び接触感染。
よくある事例としては、感染者からの嘔吐物の処理やトイレに行った後の手洗いなどが不十分な場合、手指などにロタウィルスが付着します。
汚染された手指などが口に接触した場合、口からウィルスが侵入し感染することになります。
また上記のような方がドアノブを触り、そのドアノブを利用した方が料理をする際など、調理に使用する器具や手指などが汚染されていた場合、そこから食べ物にウィルスが付着し、それを食べることで感染します。
保育園や幼稚園などにおいて、こういったシーンはよくあると思います。
そのゆえ、感染が拡大しやすいウィルスでもあると考えられます。
治療期間と治療方法
治療方法ですが、残念ながらロタウィルスに特効する抗ウィルス剤というものはありません。
起きている症状に対する対策、例えば高熱に対して解熱剤や下痢に対する下痢止めなどで、あとは自然治癒を待つしかないのが現状のようです。
幸い、症状がなくなるのはだいたい2~7日程度。
この期間、症状を抑えながら安静にしておくことが治療となります。
特に脱水症状。
ロタウィルスの感染では激しい下痢や嘔吐に見舞われます。
その為、脱水症状に陥りやすくなっています。
脱水には気を付けて、対症療法をしつつ、しっかりと水分だけは摂取するようにしてください。
登園に関する法律
感染症による登園・登校に関する法律に、”学校保健安全法”というものがあります。
ここでは、感染症の重症度や感染拡大リスクなどに応じて、様々な対応が規定されています。
症状のある間が主なウイルスの排出期間であるが、回復後も数週にわたって便からウイルスが排出されることがある。下痢、嘔吐症状が軽減した後、全身状態の良い者は登校(園)可能だが、回復者であっても、排便後の始末、手洗いの励行は重要である。
基本的にロタウィルスの感染による、登園の禁止というものはありません。
ロタウィルスに感染した場合の辛い症状が出ているときは、当然登園はしないと思います。
この期間が主なウィルス排出時期でもあるそうです。
しかしながら、症状が回復した後も数週間にわたりウィルスが排出されることもあるそう。
その為、特に注意して手洗い・うがいなどをする必要があるとのことです。
まとめ
今回はロタウィルスに感染した場合の、登園の可否及び合わせて症状や治療方法、期間などについて説明いたしました。
ほぼ100%の人が5歳までにかかる病気、だそうです。
ロタウィルスに感染した場合は、落ち着いて、上記の方法で症状が緩和するのを待つようにしてください。
また登園については特別の登園禁止ルール等は定められていないようです。
子供さんの症状と相談しながら、登園を行うようにしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。